3:「パニック障害」—理想から離れる恐怖
こんにちは🍃
今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。
みなさんは今日はどんな1日でしたか?
今回は、心の状態がさらに落ち込んでいった時期のことをお話ししたいと思います。
少し重たい内容かもしれませんが、同じような経験をしている方の心が、ほんの少しでも軽くなればいいなと思っています。
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「パニック障害」と診断されてから、私はどんどん外に出るのが怖くなっていきました。
電車はもちろん、バス、人が多い場所、講義室さえもつらくなりました。どこへ行くにも「発作が起きたらどうしよう」と考えてしまい、頭の中はいっぱい。それだけで、体力も気力も消耗してしまう毎日でした。
「欠席なんてしちゃだめだ」
「完璧なレポートを出さなきゃ」
「完璧なプレゼンテーションの準備をしなきゃ」
私の性格は、完璧主義が強すぎるところがあります。完璧なプランを、完璧にこなしている自分が好きだったんです。
でも、そう思っても体が動かない。朝になると、「行かなきゃ」という気持ちと、「もう無理」という心の声に挟まれていました。
そんな日が何日も続きました。
家では何もしていないのに、疲れている。寝ても、まったく休まらない。気づけば、一日中お布団の中にいて、何もしない1日もありました。
私、ちゃんと生きているのかな?
私、このままどうなるんだろう?
完璧に動けない私に、生きる価値はあるのだろうか?
そんなことばかり考えていました。
今思うと、私は”うつ状態”に近かったのかもしれません。でも当時の私は、ただ「甘えているだけ」「頑張れていない自分が悪い」と、自分を責めてばかりでした。
心の中は常に何かがざわついて、ぐちゃぐちゃ。声にならない苦しさが、毎日のように心の奥でうずまいていました。
次回は、夢だった会社の内定を諦めるしかなかった悔しさ。生きることが苦しくて、何度も「終わりにしたい」と思ってしまった日々。それでも踏みとどまっている自分を、「弱い」と責めてしまったこと—。そんな思いに押しつぶされそうになった時のことを綴ろうと思います。
読みに来てくださって、本当にありがとうございます。
今日もみなさんが、自分にやさしい時間を過ごせますように🍃


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