1:「息がしづらい」と感じたあの日から、私は”普通”じゃなくなっていった。
おかえりなさい🍃今日も私のブログに来てくださって、ありがとうございます。みなさんは今日どんな1日を過ごされましたか?
今回は、私がはじめて「これはおかしいかもしれない」と感じたあの日のことを綴ります。それは、”ただ息がしづらい”という、ささいだけど忘れられない感覚から始まりました。
ゆっくりしていってくださいね。
―高校1年生の私に起こった、はじめての異変ー
高校1年生のある日。
いつもと同じように、朝の通学電車に乗っていた私は、突然「息がしづらい」と感じました。何もしていないのに、急に心臓がバクバクして、手が震えて、頭の中が真っ白に。目の前が暗くなって、立っていられなくなったんです。
「これ、なんだろう…?」
でもしばらくしたら少し落ち着いて、「たまたま体調が悪かったのかな」と自分に言い聞かせました。病院で検査しても「異常なし」と言われて、余計に混乱しました。体がこんなに苦しいのに、どこにも異常がないなんて。
それから私は、自分なりのやり方で電車を乗りこなすようになりました。大学2年生になるまで、授業に遅れないように授業開始の1時間前には到着するようにしていました。途中で体調が悪くなっても誰にも迷惑をかけないように。
どこかで「もしかしたら私はパニック障害なのかも」と思ったこともありました。でも、そんなの大袈裟だって、自分に言い聞かせていました。
だから、私は誰にも理解されない「何か」と向き合い続けることになりました。ただただ「大丈夫なふり」をして日常をこなす日々。
これが、私の「心の病気」のはじまりでした。



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